京都建築スクール2012-2015
2012年04月01日テーマ〈40年後の都市のカタチ/建築のカタチ〉
40年前の1973年、オイルショック。20年前の1991年、バブル崩壊。そしてそれから20年後の2011年、東日本大震災。20年後には何が起きるだろうか。40年後には、日本の人口は1億人を割り込むと予測されている。20年周期でおとずれる危機を前にしながらも、われわれは希望をもって都市のカタチを構想すべきではないか。
木造住宅の平均寿命は30年、40年、50年と諸説あるが、いずれにせよ、40年後、建物の多くは更新期を迎えることになる。
では、都市はどのように移り変わってきたのだろうか。その実態を調査し、都市を読む視点と方法を見いだしたい。
これらをふまえて、都市のカタチを創りだす理念(philosophy)と方法(method)を考える。
そして都市のカタチに呼応して、建築のカタチをデザインする。
プロジェクト計画
各年度、都市構成要素を一つずつテーマとし、最終年度はまとめとする。
・ 2012年度 都市のコア〈点〉
・ 2013年度 商業の場の再編
⇒ 『京都建築スクール〈2013〉リビングシティを構想せよ 商業の場の再編』
・ 2014年度 居住の場の再編
⇒『京都建築スクール〈2014〉リビングシティを構想せよ居住の場の再編』
・ 2015年度 公共の場の再編
⇒『京都建築スクール〈2014〉リビングシティを構想せよ公共の場の再編』
スタジオ・アドバイザー
田路貴浩(京都大学)
阪田弘一、米田明 (京都工芸繊維大学)
八木康夫 (関西学院大学)
松岡聡 (近畿大学)
魚谷繁礼、池井健 (京都建築専門学校)
竹内泰 (宮城大学)
前田博、横内敏人、中村勇大 (京都造形芸術大学)
松本裕、竹口健太郎 (大阪産業大学)
阿部大輔 (龍谷大学)