• Top
  • Project
  • 東大阪市石切周辺の抜けと囲みを保存する斜線制限の提案

東大阪市石切周辺の抜けと囲みを保存する斜線制限の提案

2012年08月01日

大阪府東大阪市の石切神社、石切駅を含むエリアは、生駒山からの斜面地が広がり、高低差や傾斜によって大阪市内の景色や背景に連なる山々を望むことができる豊かな景観を有する一方で、密集した住宅地は車道と細い街路が複雑に入り組んでいる。いずれの特徴も石切というまちの特徴を形成しており、これらを生かした40年後の石切のまちのあり方を提案した。
石切神社、石切駅を含む1km四方のエリアの数百箇所の天空率を調べ、「抜け」のある場所と「囲み」を感じる場所をプロットした。今後の人口変動から地域全体の容積率を定め、抜けと囲みの保存ポイントを策定し、そこから斜線制限をかけることとした。これまでなんとなく意識していた参道沿いの商店街の囲みの感覚や、大阪湾を見下ろす眺望ポイントがより強く感じられるまちの骨格をデザインしている。


対象地区: 東大阪市石切
プロジェクトメンバー:
今井裕也 中塚祐典 藤野拓也 豆野瑞穂 宮崎舞香 山中王貴

Leave a Comment

コメントをするには ログイン してください。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。