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「採光領有権」の提案による密集住宅地の環境改善案

2011年07月03日
与えられた「採光領有権」(京都大学田路研究室提案の環境のルール)を建築内部にではなく、隣棟間への採光を一定に確保するためのルールと解釈した。採光領有権に基づく都市における採光は、隣棟間に積極的に光を採り入れる為に南に伸びているように見て取れた。かつ、その斜線はその採光を遮ることはない。このような解釈から、建物を挟むように光のたまりを生み出すことで、隣家と光を共有する状態になった。こうして、密集地において環境面でのネガティブスペースにあった隣棟間が日光という自然環境を確保することで地域のコミュニティを誘発し、ひとつの都市を生み出す。

対象地区: 京都市南区東九条地区

プロジェクトメンバー:
青山 高久 入江 文敏 岡田 和之 佐藤 慧 辻岡 隼済 藤井 遊也 森藤 祥之

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