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北加賀屋地区における創造的活動拠点のDIYによる改修実態に関する研究

2016年02月25日

DIYによる空間改編の要求を、クリエイティブなユーザーの活動から明らかにしようとする研究である。これまで都心で産業が衰退傾向にあった地域に「芸術村」として創造的人材が居住し、そのアトリエ、ギャラリーなどの集積によって地域が活性化し、かつ実践的イベントが自発的に行われている幾つかの事例の中から、民間事業主体によるビジネスとして実現した大阪北加賀屋の芸術村を取り上げる。
「芸術村」の現状と特徴、運営主体と芸術家の取り組み・意識などを調査し、産業衰退地域の活性化のための基礎的知見として、創造的人材の定住・交流によって地域活性化を促進させるための手がかりを得ることを目的とする。少ない資源の中から創意工夫によって空間を自ら変更する動機や方法、その評価について調べ、積極的なまちづくりを進める北加賀屋エリアの今後の問題点や他の類似地域の課題を明らかにしている。

2015年度修士修了 福留裕香

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