【受賞】せんだいデザインリーグ2020で金沢美怜さんが11選、吉村萌里さんが100選に選ばれました。
2020年03月20日松岡研究室の金沢美怜さんの卒業設計作品が、2020年3月8日(日)に行われたせんだいデザインリーグ2020で最終審査の11選に選ばれ、プレゼンテーションを行いました。
今年のせんだいデザインリーグ 卒業設計日本一決定戦は、新型コロナウイルスの影響で会場での審査ができなかったため、代替イベント「SDL:Re- 2020」として、最終選考に残った作品がオンラインでプレゼンテーションしました。
また、吉村萌里さんが1次審査を通過し100選に選ばれました。
> SDL:Re- 2020 二次審査を通過した20作品より11作品
> SDL:Re- 2020 審査方法
金沢美怜
「Leisure Commons」転地する都市生活-百尺ビル再編による北船場らしい職住一体のあり方の提案
大阪の北船場はオフィス街でありながらも、独特の下町感が漂っています。私は時代を感じる建物やまちに溢れかえることを許容されたようなモノ、そのどれもが北船場の魅力であると感じました。しかし、職住一体化が進んでいることからどんどんと超高層ビルに建て替える動きがあり、スキのない均質化したまちになる恐れがあります。
この計画は北船場の下町のような雰囲気をつくる中小オフィスビルを再編し、人やモノの居場所を街区の内側にまで拡張させることで、住宅や職場以外にも転々と居場所を変えながら能動的に都市生活が送れるような職住一体のまちのあり方を描くものです。
吉村萌里
「Human Scape City」農を通じて形成される街コミュニティ再生計画
今日の街並みは人の快適性に基づいた都市計画によって作られている。しかし、そのような場所はかえって人の行為を制限しているところがある。世の中に様々な人がいるように、空間にも多様なふるまいが許容されるべきではないか。本計画は、ある住人が自由に使える場所を求めて廃線跡地に不法侵入したことがきっかけとなって提案したものである。誰にも使われていない都市の空白となった場所をオープンスペースとし、人と人が交流しあえる、大きな庭となるような農園を設計する。この提案を通し、建築によって作られる空間と人による行為が対等に共存する場の創出を試みた。
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